2008年3月26日水曜日

「無限の住人アニメ化」ビィートレイン作品再び…

[アニメ]無限の住人アニメ化



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下の記事に今期にはビィートレイン作品はないと書いていましたが、何気に無限の住人のアニメ版はビィートレイン制作だったんですね。無限の住人がアニメ化したことは知っていましたがまさかビィートレイン制作だったとは。マッドハウスとかかと思って完全にスルーしていましたよ。公式サイトなどの絵を見ましたが、どうやらビィートレインっぽさは薄いようですね。曲も梶浦さんじゃないですし、しかも真下作品で能登麻美子を起用している。今までアイドル声優的な声優を起用してこなかったビィートレインですが、エル・カザド当たりから変わったようですね。



能登自身は好きなんですが、ビィートレインアニメには合わない気が…。関智一というのも珍しい。今までに起用された記憶はないのですが、渋い人選ですね。三木眞一郎に関智一と来たら次は子安が来てしまうかも知れませんよw。しかし、江原さんや豊口さんなどはいつもの面子ですね。久川さんはどうしたんでしょうか?ほぼどの作品にも必ずと言っていいぐらい出現するのに。メインキャラでは出ないんでしょうね。おそらく今回はゲストキャラで出るのでしょう。


アニメ自体は普通に原作風味にアニメ化するだけなのでしょうか?もともと映画好きの真下監督ですし、こういう時代劇っぽいのは得意なんじゃないかとは思いますが?映画をやりたいという真下監督の技量が測られるところですね。しかし、こういう作品をビィートレインがやるのは珍しいですね。本当に大丈夫なのでしょうか?なんか不安です。いや、かなり不安です。ツバサクロニクルの二の舞になる気がしてなりません(4クールありそう…)。シリーズ構成:川崎ヒロユキというのがさらに不安を掻き立てます。始まる前から残念です…。いっそのことEAT-MANのとき見たく(ビィートレイン制作じゃないですけどね)原作クラッシュして好き放題やってくれると個人的には面白いんですがw。まあ、EAT-MANは原作も個人的にはかなり好きなんですが…。ラヴィオン編もこれはこれで嫌いじゃないですよ。ただ、ボルトっぽくない描写なんかが気になりましたが…。原作通りの98年版は結局見なかったんですよね。漫画で読んでいたので。まあ、結論を言うと無限の住人のアニメ化は他のスタジオに回したほうが良かったのではないでしょうか?たとえばプロダクションIGとかボンズとかマッドハウスに任せてあとはWOWOWで放送というので良かったのでは?どちらかというとビィートレインには子供向けの作品(過去の作品でいうとメダロットとか、ポポロクロイスなどでしょうか)のアニメ化の方が適している気がします。


残念ながらビィートレインオリジナル作品を見れるのは当分先のようです…。NOIR、MADLAX、エル・カザドはそれぞれ3年周期(間に.hackとAVENGERが入るけど)だったので、おそらく次のオリジナル作品もあと2年半後ということになるのでしょうね。楽しみに待っています、といいたいところですが、おそらく真下監督もそろそろ引退なさる年頃のような気がします?もっと、真下監督のオリジナル作品が見たかった…。いや、まだ諦めるのは早い!これからに期待しましょう。


↓無限の住人公式サイト


http://mugen.kc.kodansha.co.jp/


.hack//G.U. TRILOGY 発売!

[アニメ感想].hack//G.U. TRILOGY+.hackシリーズを振り返って…



Cap001_3アニメのレビューはもうしないとか書いて、またレビューしてしまいました。



ついに、ついにこの日がやって来ました!.hack//G.U. TRILOGYの発売日が!皆さんちゃんと予約しましたか?



Cap002


ゲームのアニメーションのクオリティが高くてファンを魅了した.hack//G.U. OVA、劇場版作品というだけあって映像はとてもきれいでした。


2Dと3Dのそれぞれの特色を活かした映像表現をしょうという試みが良く表れています。


あと、付属のブックレットがなんと100ページ近くあるという超大ボリューム!ここまで厚い(熱い)ブックレットは初めて見ました。内容は設定資料やスタッフのコメントなどが収録されています。100ページ近くあるということでなかなか豪華です。スタッフの気合を感じますね。


ストーリーはかなりテンポが早いです。まあ、1時間30分しかないので仕方ないですが(ゲームやってない人にはTRILOGYを見るのはちょっと厳しいかもしれません)、内容は大まかなところはゲーム版と同じですが、変わっているところも結構あります。ゲーム版とは違い、パッケージに書いてあるようにハセオとアトリ、オーヴァンの三人の物語という感じになっています。他のキャラ、榊とかも最初しか出番がなくシラバスやガスパーなども一瞬しか出番がありませんでした。


また、ゲーム版同様、歌が良かったです。挿入歌の「Liar's Smile」と主題歌の「Deepest Memories」はいい曲です。BGMに関しては個人的にはゲーム版の方が好きです。


戦闘シーンにも気合いが入っていました。オーヴァンとの戦闘シーンはなかなか迫力のあるものでした。大画面で見たかった…。


Cap04 しかし、やはりこのシーンはFateを思い出さずにはいられませんねw。ゲート・オブ・バビロンに無限の剣製とは、ハセオのマルチウェポンの能力はついにここまできたか!


オーヴァン:「どうした?足が千切れただけで降参か?」


おおっ!アーカードっぽい台詞。因みに今回は意識不明になる理由も説明されています。かなり無理がある気がしますがw。


Cap005 そして、オーヴァンとのガンアクションシーン、アバターバトルも必見!




Cap4 何より気がかりなのが最後のこのシーン。パイと謎の人物(声:関俊彦)との会話。


謎の人物「アケローンへ集うがいい。カロンの囚人たちよ…」


という謎の台詞。これはひょっとして続編があるということか!?アケローンとカロン、この二つはギリシャ神話に出てくるもののようですが、ストーリー自体には関係なのか、ただの気取った台詞なのか?


声が関俊彦というと.hack作品での登場はヘルバの手下、黒のビト。まさか、何か繋がりが?




Cap3 そして、毎度お馴染、パロディモード(今回は映像得点で)。これも必見です。パロディモードでオーヴァンが!


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■.hackシリーズを振り返って…


2002年から始まった.hackシリーズですが(思えばもう6年前…)、ここで.hackを振り返ってみましょうか。


.hack//SIGN


Cap6_3


すべてはここから始まりました。真下監督を初めとするNOIRを制作したビィートレインのスタッフによるアニメ、.hack//SIGN。曲も梶浦さんが担当し、演出など前年のNOIRの雰囲気が受け継がれた作品でした。思えばNOIR、.hack//SIGNこのころがビィートレインの最盛期だった気がします…。真下監督独特の演出とキャラクターの心情描写はNOIR同様いい感じな作品でした(霧香キャラも出てくるしね)。奥深いストーリー展開と背景と曲の雰囲気で描かれるキャラクターの心情描写がいい作品です。管理人のお気に入り作品の一つでもあります。


.hack//(感染拡大、悪性変異、侵食汚染、絶対包囲)


監督:真下耕一、脚本:伊藤和典、キャラデザ:貞本義行という最強のアニメーター陣営で送るゲーム版.hack。このためにPS2を買ったのが懐かしい…。全四巻に分けて発売するという買う側にはきついゲームでした(分けても2巻ぐらいにできたんじゃないか?)。ストーリーが奥深い作品でした。アニメ版の.hack//SIGNの内容がゲーム版の伏線になっていたりして面白かったです。ゲームシステムは結構単調で、難しい訳ではないのですが少々きつかったです(vol.1は正直重かった…)。アニメーションはG.U.ほどではないですが、面白かったです。


.hack//Liminality


Cap10


.hackは監督や脚本、キャラデザがアニメーターということだけあって、毎回アニメのDVDが一本ついてくるという特徴がありました(4巻に分けられたけど、こうして考えると結構リーゾナブルなお値段だったのかも)。アニメーション制作はもちろんビィートレイン!監督は真下耕一!曲は梶浦由記!これもやはり曲が良かったです。時制はゲームと同じで、ゲームの内容とリンクしていてこれがまたゲームを盛り上げるのですよ。そして、声優も江原正士、久川綾、小林沙苗といういつもどおりの真下声優だったというのも特徴的でした。あと、vol.1のヒロインの水無瀬舞の眉毛が太かったのが印象的でした。


.hack//黄昏の腕輪伝説


Cap11


この作品は漫画版は依澄れいが書いていて、アニメ版はキャラデザが菊地さんだったのですが、どうも.hackの世界観を壊していた気がします。.hackに秋葉系っぽいイメージがついてしまった気がします。一般人の友人に「.hackってあのネコ耳とか出てくるやつだろ」と言われたのが記憶に残っています。正直あんまり面白くなかったです…。漫画は一応全巻買いましたがw。


.hack//Roots


Cap8


.hack//SIGNに引き続きビィートレインが制作したG.U.の序章となるアニメ版。今回はOPの曲とBGMがNOIRの逆バージョンでOPが梶浦さん、エンディングがALI PROJECTとなっていて、これはこれで悪くなかったのですが個人的にはやはりNOIRの組み合わせが一番好きですね(新居昭乃さんカムバック!)。エンディングの亡國覚醒カタルシスは結構好きですね。内容は26話は多すぎた気がします。昨今のアニメは1クールで終わってしまうものが多く、内容がまとまり切らずに終わってしまう作品が多いですが(プリズムアークは惜しい作品だった…)、これは逆に内容をいかに引き伸ばすかという問題に当たっていた気がします…。しかも。このときは今まで一期の間に1作品というのを保ってきたビィートレインが何を思ったか一気に3作品、しかも全部2クール以上!ツバサクロニクルやスパイダーライダーなどは気違い染みた4クール。さすがにスタッフも大変だったのか.hack//Rootsは作画崩れなどいろいろ問題を抱えていて、前作の.hack//SIGNに比べると正直駄作と言わざる終えない気がしました…。


.hack//G.U.(再誕、君思フ声、歩くような速さで)


最初のPVが発表されたのが確か2005年末。このときのPVを見た感想は『絵が前と違う。なんか外人向けっぽい』でした。しかし、次に出たPVでは少し修正されていていい感じになっていました。2005年末に見たときは『続編ものなんて、どうせ微妙なやつだろ』とか思っていましたが、いざ蓋を開けてみるとかなりの名作ではありませんか!ゲームシステムも向上されているし、映像面でも前作をはるかに凌ぐできだし、なにより単なる前作の続編というわけではなく、前作とは異なるストーリー展開ではあるが、前作の世界観や内容をしっかり踏まえていて、なおかつ前作が主張しすぎず、G.U.のオリジナル性を損なわないところが評価が高いです(ただ少し残念なのは、前作のプチグソや背景の謎の像など“背景の画面的な遊び”が薄くなって一画面の情報量が減っていたことでしょうか。)G.U.でもまたRootsの伏線部分やキャラクターが関わっていて、そこは前作同様良かったですね。三谷朋世さんのエンディングソングが個人的には気に入っています。あとG.U.シリーズは漫画や小説版の方はどうも好きになれませんでした。どうも、悪乗りな感じが…、G.U.+はそんなに悪くないのですが。XXXX(イクスフォス)はどうも自分的には受け入れがたいです。


その他小説版.hack


.hack//ZEROのvol.2は出ないんですかね…。個人的には結構好きだったのですが。GU出てしまいまいしたしね。AI busterは設定を深める上でなかなか良かったと思います。AnotherBirthは主人公がついにブラックローズになるわけですが、


パロディモードのカイト:「僕は思うんだ。このゲームの主人公はじつはブラックローズなんじゃないかと」


本当になってしまいましたねw。



ここまで長々と語ってきましたが.hackシリーズは世界観が深くてなかなか楽しめる名作だったと思います。



そういえば、ビィートレインの新作はまだ発表されませんね。ビィートレインのHPで近々発表すると書いてあったのに。今期も面白そうなアニメがいっぱいあります。個人的には「紅」やヴァンパイア騎士(HPのトップ絵は割と原作に近い気がしますが、果たして…)、そして今期最大の注目作!スタジオファンタジアのセクシーガンアクションアニメ最新作!「クリスタルブレイズ」。AIKa、ナジカ電撃作戦、ストラトス4、AIKa R-16と来て、また新たな作品が!いやはや実に楽しみですな。


あと、GONZOがニトロとタッグを組んで制作したブラスレイター、そして、久しぶりのマッドハウス原作作品「カイバ」というのがありますが、なんと主人公の声は桑島さんじゃあないですか!しかし、この作品テーマが今自分が書いている夏コミ向けのオリジナル漫画と偶然にもかぶっているんですよね。この漫画は“記憶”をテーマにしたもので、同人誌なのにも関わらず続編物の全4巻にする予定というとんでもなくお馬鹿なものです(在庫処分が大変そうだ)。しかも、描くの初めてなのに…。頑張ります…。作画大変だなぁ…漫画ってやっぱ大変だよ。今期は久しぶりにアニメオリジナル作品が多いですね。2006年とかいろいろ問題な年でしたが、これからはまただんだん良くなっていくんでしょうかね。ユーフォーテーブルとかビィートレインのオリジナル作品は今回はないみたいですが。ユーフォーテーブルは劇場版「空の境界」の制作もありますしね。早く見たいですね。ビィートレインはまたたくさん作っているのでしょうか?それとも予算の都合か?いやいや、これだけ時間をかけているんだから、また気合の入ったものを作っているのでしょう。楽しみですね。おそらく今年の秋にまた熱い作品を出すのでしょう。ひょっとしたらNOIRなどを超える作品がでるかもしれませんよ。はたして会社のバナーが霧香から変われる日が来れるのか!?


仮面のメイドガイはどんな感じになるんでしょうねw。あとガンダム00は本当に第二期があるんでしょうか?なんかもう終わりそうな感じなのですが、シードデスティニーみたくならないことだけを祈ります。黒田さん頑張ってください!


2008年3月23日日曜日

第二回「ゴシック風ブラシ」

[photoshop free素材]ゴシック風ブラシ



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今回、紹介するのはゴシック風ブラシです。



ローゼンメイデンみたいなゴシック風の漫画を描くときやwebページのデザインなんかに使うといいかもしれません。



・使い方



①まず、下記のファイルをダウンロードします。



「gothic.abr」をダウンロード



②ダウンロードしたら、まず、photoshopを開きます。



開いたら[編集]→[プリセットマネージャー]→[プリセットの種類]→[ブラシ]→[読み込み] で先ほどダウンロードしたファイルを読み込みます。



③ブラシ(ツールかショートカットの{B})を選択、下図を参照に読み込んだブラシを選択します。



2・因みにブラシは回転させたり、ブラシ同士を組み合わせたりと、いろいろな 機能が備わっています。



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いろいろ、遊んでみると面白いです。





次回は管理人が使っているブラシを使った技法を紹介しようと思います。






2008年3月15日土曜日

第一回「ハイライトシェイプ」

[photoshop free素材] 漫画風ハイライト用のカスタムシェイプ



今回、紹介するのはハイライト用のカスタムシェイプです。photoshop7.0以上が対象です。



・使い方



①まず、下記のファイルをダウンロードします。



「hailightset.csh」をダウンロード



②ダウンロードしたら、まず、photoshopを開きます。



 開いたら[編集]→[プリセットマネージャー]→[プリセットの種類]→[カスタムシェイプ]→[読み込み] で先ほどダウンロードしたファイルを読み込みます。



③パス(ツールかショートカットの{P})を選択or、カスタムシェイプ(ツールかショートカットの{U})を選択。下図を参照。



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④下図のように髪などの部分にハイライトを描画できる。



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↑シェイプなので変形自由自在。



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↑こんな感じに簡単にハイライトを描画できます。「漫画やアニメみたいなハイライトが描けない!」と悩んでいる方にお勧めのツールです。セットの中には全部で9種類のハイライトを入れています。組み合わせたり消しゴムで削ったりして使ってください。



<因みに著作権フリーなので自由に使ってください。>





~夏コミまで後3ヶ月ちょっとです。漫画を30ページ以上描こうと思っているのですが、何分、漫画をちゃんと描くのは今回が初めて&イラスト暦1年半なので大変です…。果たして間に合うのやら…。今、やっと1ページ目が終わりました。なんとか、間に合わせたいです。ジャンルはもちろんオリジナルで美少女ガンアクションにするつもりです。真下監督テイストと黒田洋介テイスト+浦沢直樹の雰囲気を入れた作品にしたいですw



2008年3月8日土曜日

漫画描きます。

今までアニメの批評、もといエル・カザド、真下美少女ガンアクション三部作の批評をしてきたこのブログですが、方向を変えてフォトショップ+ペイントツールSaiによる漫画作成について描いて行こうと思います。



フォトショップで漫画を描くために作った自作のブラシやシェイプ、パターンなどをアップしたり(著作権フリーです、もう管理人に断りなしに好き勝手使っちゃって下さい。)
他にも漫画やイラストを描くのに便利なイラストサイトなどを紹介して行くつもりです。
イラスト歴1年半、今まで漫画とか描いたことがない自分ですが、いろいろと自分なりの技法(多分、ベテランの人がみたら「何じゃそりゃ」と思うかもしれませんが…)を紹介していきたいです。初心者ながらのいろいろな試行錯誤をお伝えしていきたいです。